防災対策としての正しいトイレの備え方

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防災対策として備えている非常用トイレ。
 
地震や台風など、予期せぬ災害はいつ訪れるかわかりません。
今日は、特に家庭を守る上で非常に重要な「防災トイレの備え」についてお話しします。

日常の延長の視点ではなく、防災の準備という点では少し視点を変え、安全と快適さを確保するためにどのように準備すればいいのかを考えていきたいと思います。
 
 
 

当ブログにご訪問くださりありがとうございます。

安心を手に、心が整うお片付け
奈良のお片付けサポーター若林です

ライフオーガナイザー®︎

クローゼットオーガナイザー®︎
防災備蓄収納1級プランナー

目先の改善じゃなく、
広い視野で防災を考えるきっかけになりますように。。。

防災対策としての正しいトイレの備え方

前回、『防災備蓄の、「家族にとっての正解」をとにかくやってみる』でお伝えした通り、
不安に感じることで思いつく改善方法は、とにかくやってみることをオススメしています。
 


 
その中で、
私は、これまで、とある考えを、それも正解だろうと感じていたことが、
目先の改善の考えであったことに気づき、
これには「真の正解」があることを知り、すぐに考えを改めなければ、と感じたことがありました。
 
 
被災された方の体験談を聞いて、考えを改めたことをご紹介します。
被災者から見た「トイレの正解」のお話です。
 
 

1. なぜ、非常用トイレが必要なのか 

一般的に、防災備蓄の中には、非常用トイレの備えを耳にしたことがある方も多いはず。
 
我が家も、例に従って、約1週間分以上のトイレ凝固剤を備蓄しています。
 
が、トイレが利用できない場合、
期限切れのペットボトルの水や、お風呂の残り湯を利用することも一案だな、とも考えていました。
 
 
このようにお考えのお宅は、珍しくなくお聞きします。
 
 
これが盲点なことを先日知ったのです!
 

 
あらゆる手段で水を確保し、トイレに流すことができるのは、
下水管、排水管が問題ない場合に限ります!!! 
 
 
自分宅のみではなく、広い範囲で異常なし、が確認できるまでは、
使えないトイレには、流すべきではないのです。
 
 
なぜならば、 
被災された方のご経験上、避難場所の体育館でトイレが利用できず、
避難者の取り組みによって、プールの水をバケツリレーし、トイレ利用が復活できたお話の結末をお聞きしたからです。
 
 
目先では、不衛生なトイレが、みんなの力で水が流れ、衛生的なトイレにできた、と喜んでおられたのも束の間、
避難所にてトイレを利用し続けたことが、
のちに、地域の復旧作業の遅れにつながった、とのことでした。
 
 
盲点だったのは、下水管の破損。。。
 
 
これは、ぜひ、皆さんに知っていただきたい「正解」の事実としてお伝えしたいと思いました。
 
 
↓ (過去記事です)こんな方法でも、手軽に備えられます

しっかりした大きめの段ボールでも、一時的なら代用できそうです
  
 
 
災害下において、生活用水を確保して、トイレを利用できるのは、
「断水」による場合のみです。
 
下水管の破損状況が確認できない中では、
トイレには水を流すことなく、非常用トイレを利用する必要があります。
 
 
自宅エリア内にて、下水管の破損がなくとも、地域での破損があれば、
復旧作業の遅れ、感染症のリスクにもつながります。
  

このため、防災トイレの準備は必須と言えます。
 
 

2. 正しい備え方

● 必要な数を確保する

一人あたり1日に使用する簡易トイレの数は、大人で3〜5回分を目安にします。
家族の人数や被災後の想定期間を考えて、適切な数を備えておきましょう。
 
ちなみに、私自身が丸一日在宅時は、5〜8回だったため、多めに備えています。
家族に合った備え方が必要ですね。
 

防災講座にご参加の方には、とにかくご自宅で1回体験してみて!と、トイレ凝固剤(1回分)をお渡ししています(希望者のみ)
 
 

● 保存場所を決める

トイレットペーパーや消毒液などの衛生用品と一緒に、家のどこか決まった場所に保管します。
アクセスしやすく、湿気が少ない場所を選ぶことも大切です。
 

● 使用方法を家族で確認

災害は突然訪れます。事前に家族で使用方法を確認し、小さなお子さんやご高齢の方がいる家庭は、特にサポートの方法も考えておくと安心です。
 

我が家+頼まれものとして、最近追加購入したもの
袋は付いておらず、自分で準備する必要はありますが、スプーン軽量の非個装のトイレ凝固剤

 
↑このタイプは、 
1回の使用量も増減できるため、コストパフォーマンス良く使用できそうだと感じました。
 
 
ポータブルトイレを利用した介護宅での、お片付けサポート現場があったため、
介護側も無理のない日々を過ごすことの一案として、上記の使用をご紹介しました。
 
発想になかった、と非常に喜んでいただけました。
 
 
災害時、介護、そして、お出かけの渋滞時など、日常にも使える非常用トイレは、
日々の安心と、心強さを叶える、もしもの時の大切な相棒だと感じています。
 
 

 
 

4. 復旧工程も視野に

災害後の生活を少しでも早く正常に戻すためには、復旧工程の計画も重要です。
使用した防災トイレはどのように処理するのか、公共の復旧支援はどう活用するのかなど、前もって地域の情報を収集しておくことも大切だと感じています。
 

まとめ

空腹の我慢はできても、トイレの我慢は限界があります。
また、トイレの機会を減らそうと、給水を控えるなど、脱水症状を引き起こす可能性の影響も心配です。
 
 
災害時のトイレ問題は、日常生活において非常に大きなストレスとなります。
 
しかし、正しい知識と準備をしておけば、そのストレスを大幅に軽減できます。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ家庭での防災トイレの備えを見直してみてください。
 

できることは小さなことだけど、
一人ひとりが取り組めば、家族が安心して過ごせる。
家族が取り組めば、地域の方々が安心して過ごせる。
地域が安心だと、個々も安心できる。
 
 
私たちにできることを積極的に取り組み、防災減災の意識を高めていくことが大切です。
小さな一歩でも、その積み重ねが、将来の安全を築く大きな力となることを信じています。

参考になりましたら嬉しいです。

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小学校低学年までを想定した避難ファイル。
我が家では、中1の息子用としても備えています。
 
備えあれば憂いなし!です。
 
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