出先での防災対策、始めてみませんか?

防災対策奈良のライフオーガナイザー®︎, 防災ポーチ, 防災備蓄収納1級プランナー

家庭での防災備蓄は、災害が多い昨今、意識されている方も多いのではないでしょうか?

しかし、出先で災害に遭遇した場合の備えについてはどうでしょう。
特に、電車や車で移動中の場合や移動先で被災する可能性を考えると、それぞれ専用の準備が必要だ、と改めて感じました。



今回、作った「防災ポーチ」の中身
 

当ブログにご訪問くださりありがとうございます。
安心を手に、心が整うお片付け
奈良のお片付けサポーター若林です


ライフオーガナイザー®︎

クローゼットオーガナイザー®︎
防災備蓄収納1級プランナー

奈良(鹿)の、金物屋さん(ネジ)の、若林商店です^ ^
金物屋も、お片付け屋も、防災備蓄お伝え屋も、やってます♪
  
 
今日は、先日行われた、ライフオーガナイザー®︎の有志メンバーによる、「防災グッズ(+食)の備蓄・収納を考えるチーム」の勉強会での気づきをご紹介します。

出先での防災対策、始めてみませんか?

皆さんの防災対策は、どのようなケースに備えておられますか?
 
私自身は、これまで自宅避難を想定して、買い出しなく1週間は暮らせる住まいづくりを意識してきました。
万が一、私の留守中にでも、子供たちだけでも対応できる防災備蓄の仕組みも整えてきました。
また、日常と通しては、徒歩圏内での勤務や、または車での移動が多く、車内にも、最低限の備蓄を用意しています。

ですが、たまに訪れる電車移動用の備蓄セットは整備できていませんでした
(留守中家族の備えはあるのに、自分の備えが手薄でした。習い事へ一人で移動する機会のある子供にも同じことが言えます)
 
 
先日の、勉強会のテーマは、ズバリ!「防災ポーチ」!!


 
出先での防災対策について話し合い、他の方の取り組みを知ったことで、我が家でも改めて意識して準備を進めることにしました。

この記事では、私が学んだことや工夫した点をご紹介します。
一緒に出先での防災対策を始めてみませんか?
 
 
まずは、現状把握です。  
 

防災ポーチ、という概念がなかった私ですが、
子供と電車で出かける際のバッグの中には、いざという時に使えそうなものがそこそこ入っていました。
 

小さな子供と一緒にお出かけすると、
災害時じゃなくとも、自然な要求に対応するものを持ち歩くママさんも多いかもしれませんね。

・お腹が空いた
・喉が渇いた
・手が汚れた
・ゴミが出た
・ちょっと寒い
・汗かいた

などに対応できるよう、上記のものをバッグに準備していましたが、
手持ちのバッグやリュックのポケットなどに分散するなど、これといってセット化していませんでした。

そのため、
私のバッグの中は、探せばなにかと飛び出てくるものの、使わないものも多く、
決してスマートな持ち方はできていなかったと感じています。
 
また、自分だけで出かける際には、
いざに備えなきゃ、の概念が薄く、何かと持ち出しを省略して、バッグの中身の軽量化に徹していたように思います。
 

以前は持ち出し必須化していませんでしたが、出先のケータイの充電不足は、子供との連絡がとれずに最も不安になる元凶かもしれない、とモバイルバッテリーは忘れず持ち出すように。
 
 

今回の勉強会では、各自の考える「防災ポーチ」のシェア会となったため、
まずは、分類分けして非常用としてセット化することの意義と、
まずは自分自身を守るセットの必要性を再確認しました。

 
頻繁に入れ替えするものと、いざという時になったら開けよう、とするもの、
分けておくと、スマートでスムーズに取り出せそうです。

必要最低限のアイテムリスト

移動中に持ち運べる防災セットは、軽量かつコンパクトであることが重要です。以下のリストを参考に、自分の状況に合わせてアイテムを選んでみてください。

基本アイテム

  • 水分
  • 非常食(エネルギーバーやナッツ類などがおすすめ。小さくてカロリーが高いもの)
  • 携帯トイレ(1~2個)
  • 簡易毛布またはアルミブランケット
  • モバイルバッテリーとケーブル
  • 応急処置用品(絆創膏、消毒液など)
  • 気分転換が図れるもの(メモ、本など)
  • 必要な薬(アレルギー対応など)

などなど。
 
今回は、お片付けのプロの集まりのシェア会でしたが、

可能な限り軽量化したい
電車に閉じ込められた際のトイレが一番の不安
お腹が空くことに耐え難い
 
などなど、焦点を置くポイントによって、備え方が本当に様々だなと感じました。
ついつい、正解探ししてしまうのが、防災備蓄あるあるかもしれませんが、
無理なく、持ち歩くことを継続できるもの、と考えると、
何に備えたいか、にポイントを絞ることが大事だと感じました。

持ち運びしやすい防災ポーチの選び方

防災セットを持ち歩く際、ポーチ選びも重要です。おすすめのポイントは次の通りです。

  • 軽量で耐久性がある:防水加工が施されているものだと安心。
  • 仕分けができる:ポケットや仕切りが多いと整理しやすい。
  • 好みの仕様:見た目、持ち心地など、好みの物に寄せると維持しやすい。

いろんな観点がありますが、
今回私の選んだのは、防水加工であることと、可能な限りの軽量化。
手軽なものを採用しました。
 
大きいと、モノを詰めてしまいがちになって、重くなり、結果的に持ち歩かない、、、となるのは本末転倒なので、
コンパクトな簡易ポーチを選んで、そこに入るだけ、という制限を設けることにしました。


大きさは、常に持ち歩くウェットティッシュのサイズ感までが、私の考える許容範囲
 

子ども(持ち運ぶ人)と一緒に準備する

特に、習い事や遠方への移動が多い子どもがいる家庭では、各バッグに子ども自身が管理できる防災セットを用意するのも有効です。

子ども用防災セットの例

  • 持ち運びに負担のならない大きさのポーチ
  • 名前を書いたメモや緊急連絡先
  • 飲み物や非常食(子どもが好きなもの)
  • 携帯トイレ(使い方を事前に教えておく)

子どもと一緒に準備することで、防災意識を高め、緊急時にも落ち着いて行動できるようになります。
 
この機会に、我が家も習い事バッグの防災ポーチを新設しました。
車で送迎する習い事は、基本的には、車への備えがあるので、
単独行動をする可能性のあるバッグにだけ、備えることにしました。


子供のポーチには、小腹がすいたら食べたくなるもので、なくなったら補う前提の備えを。
貴重品には、小銭と、連絡先をメモしたもの必須です。

これとは別に、水筒は常に所持します。

勉強会で得た気づき

勉強会で、実際に防災ポーチ運用を行っている方々から次のような気付きをいただきました。

  • 「使い慣れているものを備える」:非常時に戸惑わないため、普段から使い慣れているアイテムを取り入れる。
  • 「季節ごとに見直す」:冬と夏では必要なものが異なるため、定期的に中身を確認する。
  • 「気づく度に見直す」:ほかの方のポーチのシェアを見ることで、新たな気づきが生まれる。
  • 「みんな違ってみんないい」:片付けにも共通して言えることですが、それぞれがもつ心配を少しでも軽減できることが最優先。


我が家の場合、念のための非常食は、特別なものではなく、入れ替え必須な、おうちにあるものを。
小腹が減ったときにすぐに食べるし、補充するので、防災ポーチには入れずに、単独でバッグに入れておくことに。
 
捨ててもいい、粗相した際用の不要タオルも、しょっちゅう出番有りなので、これも単独バッグイン。
なにかをこぼした、など、日ごろから粗相が多いための対策です 笑

こんな時に役立つ

最後に、どんな場面で役立つかを具体的に考えてみましょう。

  • 電車が長時間止まった場合
    簡易トイレや非常食があると安心。

  • 移動先で避難所に向かう必要がある場合
    アルミブランケットや応急処置用品が役立ちます。

  • 子どもが別行動をしている場合
    緊急連絡先が書かれたメモが、家族と連絡を取る手助けになります。


一緒に始めましょう

災害はいつどこで起こるかわかりません。
「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、日常生活に防災意識を取り入れることが大切です。

この記事が、皆さんの防災対策の一助となれば幸いです!
ぜひ、これをきっかけに出先での備えについて考え、実践してみてください。


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