不便な収納スペースを活かす!一石三鳥の収納術
リビングをアップデートする中で、ある気づきが繋がり、
我が家の収納の在り方に、変化が起きています。
気づきは、たった一つでしたが、
それに伴い、起こった変化は、複数箇所!
快適拡大中♪
長年、本人(主人)が困っていない以上、動きづらいところがありましたが、
それが主人にとっても、モノにとっても、私にとっても、メリットしかないことに気づいた時、
「やる」という選択一手でした!
インスタでもご紹介した案件ですが、
背景や詳細などなど、じっくりご紹介したいと思います。
当ブログにご訪問くださりありがとうございます。
安心を手に、心が整うお片付け
奈良のお片付けサポーター若林です
ライフオーガナイザー®︎
クローゼットオーガナイザー®︎
防災備蓄収納1級プランナー
奈良(鹿)の、金物屋さん(ネジ)の、若林商店です^ ^
金物屋も、お片付け屋も、防災備蓄お伝え屋も、やってます♪
ひとつ気付けば、幾つもの結果が変わる!!
気づくって大切ですね!!!
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不便な収納スペースを活かす!一石三鳥の収納術
夏日、と呼ばれる、まだまだ暑い日中が復活しながらも、
朝晩は冷えますね。
そのうち、短い秋を通り越して、着実に冬へ一歩一歩進んでいくのでしょうね。
すると、我が家に訪れるのは、この光景。
去年の様子です
●実家やお客様の畑で採れる大根
●家での精米時に出てくる糠(ぬか)
●精米するお米は、実家産
これらを総合した結果、
大根の美味しい季節になると、
実家やお客様にご協力いただき、美味しい大根を分けてもらい、
自家製大好きな主人の、たくあん作りが始まります。
また、春がやって来れば、主人実家の畑で採れる梅にて梅干しを漬けて、
夏には、梅の土用干し、、、などなど、
我が家(主人)と漬物は切っても切り離せない関係に。。。
上質で添加物のない、可能な限り減塩した漬物を美味しくいただけることに感謝しているところは、まず大前提です!!
ただね。。。笑
ネックは、
「漬物は日差しや暖房の影響を受けないところで置きたい」と、家の北側に位置する和室を作業場に使い、その辺におきっぱなしなことが、私がモヤモヤするところ。。。苦笑
便利な収納をつくる < 置くことが可能な場所にとりあえず置く(あちらこちらに点在)
であることが、時間も効率も浪費しているように見えてしまい、
漬物作りのモヤモヤするところでもありました。苦笑
(見ているだけの立場のくせに 笑)
主人実家の畑で採れる柿で、吊るし柿も作ってはります。ほんと、マメ、、、
とはいえ、「余った時間でやっているから」が本人の言い分。
本人が困っていないことには、周りで勝手にテコ入れするには、エゴの押しつけになってしまい、避けたいところです。
こんな背景って、案件は変われども、趣味グッズのものなど、
ご家族内でも潜んでいたりしませんか?
我が家では、気づきがあり、次のように解決していきました。
それには、「困っている人に焦点を置く」がカギでした。
味噌部屋ってご存知ですか?
まず、味噌部屋ってご存知ですか?
【味噌、梅干しなどを貯蔵しておく所】(出典:コトバンク)です。
冷蔵庫がない時代、北の冷暗な場所を味噌部屋として、食品の貯蔵庫にしており、どの家にもあったそうですね。
実家にもあり、子供の時は、実際に稼働していました。
単なるパントリーではない、長期食品貯蔵と、作業のための部屋でした。
(漬物づくり、みそづくり、餅つきなど)
3年前、実家の味噌部屋を片付けしました
「味噌部屋」が今回のキーワードです。
漬物作りをする我が家こそ、味噌部屋があってもいいかもしれない!?
ご自宅において、不便な収納スペースは、皆さんのお宅にもありますか?
使いづらい場所だからと、ほとんど使われずにそのままになっているケースや、
一度入れたものを放置しているケースも多いのではないでしょうか。
我が家でもそのようなスペースがありました。
家の北側に位置する、外側からのアクセス場所に、普段使わないものをしまっていました。
●ゴルフセット
●スキー&スノボセット
●鯉のぼりセット
●以前に使用していた石油ストーブ(災害用にとってある)
●おうちプールセット
普段通らない場所なので、不便なため、ほぼ不要になったと思われるものを入れっぱなしにして放置していました。
階段下であり、不規則な形状です。
災害用のグッズを置くには最適か、と考えたこともありましたが、
一階浸水を想定した時、この位置に防災グッズは使えない可能性が高い、と考え、不採用にしました。
今回はそのスペースを食品貯蔵庫、つまり「味噌部屋」にすることに決めました。
全てを取り出し、掃除した様子です。
以前にDIYで可動棚までつけていて、なかなか使えそうな予感です。
具体例①: 不便な収納エリアを味噌部屋として活用する
主人の漬物作りは、北側の日差しの届かない和室での作業と収納を好むところから、ヒントを得ました。
そうか!北側が適しているのか!
梅干しや漬物など、普段は頻繁に使わないけれど長期保存が必要なものを、北側の涼しい収納スペースに置くには、適切な温度で保存できることは確かにメリットですね。
専用のゾーンを作ることで、それらにまつわるグッズも集中管理できます。
とある思惑があり、たくさんのものを持ち込む計画です。
大量のガラス瓶を棚に収納することになるため、
せめてもの地震対策に、と、滑り止めマットを敷きました。
また、今後、落下防止ネットをDIYするなど、対策していきます。
具体例②:家の中のスペースを広く使える
実は、味噌部屋案は、以前から主人に話していましたが、今ひとつ、この計画に乗ってきませんでした。
なぜなら、和室に漬物を放置しても、本人は困らないから。。。
そして、モノを置く場所がないわけではないから。
作業するときに、点在する場所からグッズをかき集めるのも、面倒ではない様子。
それより、困っていないのに、お片付けをしなくちゃならないことが面倒なようです。
今回、困っていない主人のために、奉仕精神でお片付けを進めたわけではありません。笑
なぜ着工したか。
今回の味噌部屋計画が、室内空間にもメリットをもたらす勝算に気付けたから!
(不純な動機です 笑)
要は、わたしがやりたい!
困っていないことを推測して、計画したところで、ベストな仕組みは生まれません。
だって、困ってないのですから。。。
ですが、視点を変えて、困っている人に焦点を当てて、そこに向き合えば、仕組みはうまくいきます。
それは、断言できます。
だって、困っていることが解決できるんですから。
これが起点であれば、誰かのためのお片付けではなく、自分が携わるお片付けとして、作業が見えてきます。
下二段の、白いボックス列が、前に前に飛び出していることが、
パントリーの扉を開けた時の圧迫感を感じ、好きではありませんでした。
なぜ、飛び出しているのか。
これらが原因です。
日常空間において場所をとっていた、
「私が」捨てることに抵抗があったモノを移動できることに気づいたのです。
味噌部屋を作ることで、かつて夫婦の趣味として漬けていた梅酒の貯蔵に最適だと考えました。
梅酒よりビール派になったもので、消費が追い付かなくなってしまいました。。。
それらを全部出し、味噌部屋へ移動します。
テレビ後ろに鎮座していた、梅干しの甕も、味噌部屋へ。
床下収納庫に敷き詰めていた、梅酒瓶も、味噌部屋へ。
あらゆる、長期食品貯蔵品と、その関連グッズを、北側の収納庫へ移動しました。
分散していたからこそ、全量が見えていませんでしたが、
すべての量を把握するには、やっぱり全出しが必要だな、と今回のケースからも実感します。
家の中の便利な場所に保管していた食品が、この北側のスペースに移ったことで、家の中に広がりが生まれました。
キッチンやリビングの収納スペースに余裕ができ、身軽な気持ちになれました。
パントリーは瓶の分だけ後ろに後退できました。
梅干し甕の置き場だったテレビ後ろは、なにもなくなりました。
こんなことだって、できちゃう。笑
梅干しを仕込む際に移動できるよう、テレビ下はキャスター付き収納一択でしたが、
そこにこだわらなくてもいいのかもしれません。
置きたい大物があるので、この場所は今後変更を加えていきます。
また、年内にご紹介できるかも。。。
床下収納庫は、開けたままにします。
なにも、詰めません。
収納したいものもないですしね。
工事屋さんの作業時専用に開けておきます。
不便だと思っていた場所が、実は非常に有効に使えることに気づいたとき、この家は、まだまだもっと良くなる!と感じました。
まとめ
「普段使わないとっておきたいもの」をモノの特性を活かせる敢えて不便な場所に移すことで、その場所が「特別な役割」を果たすようになりました。
もっと早く向き合っていてもよかったかもしれません。笑
主人に完成形を見せたところ、ここに全部そろってる!!と感心していました。
また、作業しやすそうで、めちゃくちゃいい!と太鼓判。
モノに焦点を充てると、比較的温度変化の少ない空間で、大切に扱われてストレスなくそこに居られる、と感じてくれていそうです。笑
そして、わたしに焦点を充てると、またもや、家の空間の身軽化が叶い、大満足です。
また次の一手も思いついたので、ますます安心できる快適な大好き空間にしていける感覚があり、楽しみです。
「味噌部屋」の着手が全方向に整いをもたらす、という気づきにより、空間全体が整っていく感覚がありました。
これは一石二鳥、いや、一石三烏の収納術だと感じています。
(見切り発車したわけではなく、思考の整理日と、作業実施日はわけています。実際の作業は、室内30分、味噌部屋 1時間です)
人の不満こそ、不便な場所を有効に活用するチャンス!
家の収納スペースを見直して、家の中全体をもっと快適に整理することができるかもしれません。
皆さんもぜひ、気づきが転がっていないか、アンテナを張ってみてくださいね。
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